ヒジって10回言ってみて

見た映画やドラマ、日々感じてることについて書いていきます

ドラマ 地獄先生ぬーべー 1話の感想

クラスの生徒のノリについていけなくて妖怪の方を応援したくなった一時間でした。

 

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 そして、玉藻先生ェ…。

これは他の実写化にも言えることですが、漫画のキャラを実写化する時は、現実的にアレンジしないと浮きまくるということです。
せめて色白な人だったら違和感は多少減ったんだけど、速水もこみちこと、もこ様が色黒なせいで銀髪ギャル男に見えちゃいました。


しかし、物語が進むにつれて驚くべきことが…。
見る前はドラマ版ぬーべーの最大の不安要素だった玉藻先生だけど、他がキツすぎて相対的に玉藻先生がマシに見えてくるという怪現象が起きたのです。

これはなかなかできない不思議な体験でしたねぇ。

あと、もこ様の現実の料理キャラを活かした家庭科の先生という設定はなかなか笑えました。

原作でも医者である必要性はそんなに無かったので、これは面白い改変だと思います。

もう『地獄先生ぬ~べ~』じゃなくて『料理先生オリ~ブ~』でいいよ。

料理で妖怪退治してくれよと。

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 今回は『ありのままの自分』がテーマらしく、当然のごとくアナと雪の女王アレやってましたね。

しかし、劇中で何度何度も「ありのまま」って使い過ぎじゃないんですかねー…。
ちょっとしつこく感じましたよ。


あと、アナ雪のネタを使うんだったらゆきめを使え!
そのための雪女だろうが!

 

 

キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャーのレビュー

hijime満足度 93点(100点中)

 


映画『キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー』予告編 - YouTube

 

キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャーは、キャプテン・アメリカ/ザ・ファースト・アベンジャー の続編でシリーズの2作目である。

下のネタバレゾーンまではなるべくネタバレを抑えつつ書きます。

2014年映画を語る上で外せない一本。

 前作ファースト・アベンジャーの舞台は第二次世界大戦のアメリカとヨーロッパ。

何度も入隊試験に落ちた病弱な青年スティーブ・ロジャースが、超人兵士計画によってキャプテン・アメリカとなり、アメリカ軍の兵士としてナチスの組織ヒドラと対決する。

 

今作ウィンター・ソルジャーの舞台は前作の70年後、現代のアメリカである。
なんで70年も飛んでるかはネタバレになるから言わないけど、とにかく70年経ったんだ、うむ。
キャプテンの外見は超人血清の影響で若いままだが、中身は90歳のおじいちゃん。
今作ではS.H.I.E.L.D.(シールド)という国家組織に属している。

 

本作の魅力はなんといってもアクションの素晴らしさ!
キャプテンは超人血清でパワーアップしているとはいえ、ハルクのように銃弾を無効化したり、車を潰したりはできない。
あくまで「強化された人間」なのだ。(中にはトンデモ描写もあるが…)
なんでもできるわけではなく、無茶をしすぎると死んでしまう良バランスなので、アクションに緊張感が生まれている。
近接戦闘のマスターという設定を生かしたスピードのある打撃と身のこなし、愛用の盾を使った防御や投擲攻撃など、キレのあるアクションがとにかく多い。
前作でもそうだったが、キャプテンの「誰かを守るために戦う」という精神を具現化したような最硬の盾が、攻撃のアシストや武器のような使われ方もするのも面白い。

 敵であるウィンター・ソルジャーもカッコ良い。

ビジュアル的な良さもあるが、肉体やナイフを使った流れるようなアクションが素晴らしい。
腕が機械化されており、キャプテンの必殺技・シールドスローも受け止める。

 

前作がレトロな雰囲気が漂う王道ヒーロー物であったのに対して、今作はどこか喪失感や物悲しい雰囲気が漂う。

前作から70年が経っているため、彼の親しかった戦友はみんな他界している。
かつての恋人も他の男性と結婚し、今では90歳のおばあちゃんになってしまっていたのだ。

 

陰謀によりキャプテンは追われる身となり、自分の所属するS.H.I.E.L.D.までが敵になってしまう。

アベンジャーズのメンバーであるブラック・ウィドウは、今作の数少ない協力者の一人である。

彼女とのやりとりは見ていて非常に微笑ましい物があった。
ウィドウは幾つもの任務をこなしてきた凄腕女スパイであり、男の扱いも手慣れている。
一方、我らがキャプテンは、恋人はいたもののキス止まりであり、童貞である。
そんな対照的な二人が、追手を巻くためにカップルのふりをするのだからさぁ大変。
「もしかしてキスしたことないの?」というウィドウの疑問に対し、
「違うもん!初めてじゃないもん!」とマジに返すキャプテンがかわいい。

 

ここから下の『続き』にはネタバレを含みます。

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製作者には愛が必要か?

ある掲示板を見ていた時である。

 

「自分はドラマの製作者を目指してる」という発言者がいた。

彼は映像に関する知識を語るとともに、

「視聴者は見る目の無い人が多い」
「楽な商売だ」
など、ファンやドラマそのものを小馬鹿にしたような態度も取っていた。

 

それに対し他の発言者はこう反論する。
「製作者を目指しているならファンやドラマを愛すべきではないか!?」
「そのジャンルを馬鹿にしながら製作者を目指す貴方の態度は矛盾してないか!?」

 

上記のやりとりを見ながら私が思っていたことは、

「製作者がファンやジャンルを愛す必要は無い」である。

製作者に求められるものは「良い物・売れる物を提供できる能力」であり、
ジャンルやファンを嫌っていたとしても、良い物を提供できれば良い製作者として評価される。
それはドラマや映画などの創作物だけに限らずスポーツなどもそうだ。
せいぜい、好きじゃないことを隠した方が良い場合があるだけだ。

 

また、その業界を目指す理由は、何もその業界が好きだからとは限らない。

高い収入を得るため、社会的地位や権力を得るため、異性にモテるため、自分の能力を活かすため…etc。

なので、製作者志望の彼の態度は矛盾してるとは言えないだろう。

 

ま、彼に好感が持てるかは置いといての話だけど(笑

七つの大罪 1話 感想

見ました。ド王道だね!

 


TVアニメ「七つの大罪」CM第1弾 - YouTube

 

物語の舞台は聖騎士と呼ばれる凄腕の騎士たちが住むリオネス王国。

主人公は酒場のマスターである少年(?)メリオダス。

相棒の豚ホークと共に客に酒を出していると、突然錆びた鎧をまとった騎士がやってきて、行き倒れてしまう。

騎士の正体は女の子であり、名はエリザベスと言った。

彼女は国民を苦しめる聖騎士達に対抗するため、かつて聖騎士たちと戦い散り散りになってしまった「七つの大罪」と呼ばれる騎士達を探している途中であった。

 

主人公メリオダスや、エリザベスは一体何者なのか?

聖騎士に派遣された追手との戦いはどうなるのか?というのが第1話の流れ。

 

まぁ、主人公が七つの大罪の一人で、女の子が王女様なんですけどね!!

圧倒的な力で敵を制したメリオダスらは他の七つの大罪を探すたびに出る。

 ベタだねー。良いねー。逆に新鮮かも!

もちろん主人公は不殺で敵の命も助ける。

ものすごく懐かしさを覚える展開だった。

主人公の経営する酒場が、大きな豚に乗って移動できるというギミックも良いね。

ホークが単なるマスコットじゃなくて、相棒としてガンガン前に出てきてたのも好印象。

王道冒険物として楽しみ。(実は漫画少し読んだので、先は知ってたり…)

 

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