ヒジって10回言ってみて

見た映画やドラマ、日々感じてることについて書いていきます

映画 ひみつのアッコちゃん レビュー

 まさかの超展開…。

映画 ひみつのアッコちゃん(本編1枚+特典DISC1枚) [DVD]

映画 ひみつのアッコちゃん(本編1枚+特典DISC1枚) [DVD]

 

 今、テレビでやってたのを見ました。

テレビ放映された後なのでネタバレありで書きます。

まだ見てない人は、戻るか見てから来てください。

 

私はオリジナルはちょっと見た事ある程度なので、アッコちゃんが魔法の鏡を使っていろんな人や職業に変身するという設定しか知りません。

しかし魔法の鏡が、子供の「将来あれになりたい」という夢を仮想体験させてくれるものであること、違う自分になって他の視点から物事を見るということに面白さを感じてました。

 

一方、この映画は小学生パートはほとんど描写されず、綾瀬はるか演じる大人に変身したアッコちゃんパートが大部分です。

そのためか会社のシーンがほとんどで、会社乗っ取りや権力争いが物語中大きなウェイトを占めます。

子供の視点で大人になって色々体験するというよりは、会社内の情報収集や工作として魔法の鏡が使われるてるシーンが多く、どうも小学生には荷が重い話という印象が強いです。

それを強引にアッコちゃんに解決させようとするもんだから、強引な脚本に…。

最終的には変身すらせず、偶然重要な話を立ち聞きして話が進んじゃう展開になったりもする。

 

あと、いくらなんでも某超大国の軍事組織がからんでくる、という展開はスケールを大きくしすぎたのではないでしょうか。

温度で色が変わる化粧技術を戦車や戦闘機へ軍事利用&独占したいとの話ですが、現代戦においてそこまで有効な技術では無い気がするんですが。

 

仮に軍事的にものすごく有効な技術だとしても、爆弾等の強行手段を使ってまで技術を独占しようとする超大国の軍事組織に対して、この化粧会社がこの場をやり過ごせたとしても、遅かれ早かれ潰されますよね

相手が悪すぎますもの。

 

あと時限爆弾のシーンで「テクマクマヤコン、爆弾処理班になーれ」は言って欲しかったです。

せっかくの能力持ちなのに、走って爆弾捨てに行くって…。

せめて野球選手で遠投するとか、以前使ってたバイクレーサーで素早く移動とか。

爆弾抱えて懸命に走る室長(岡田将生)の後を、特に意味はなくただ追いかけてるだけという絵はとてもシュールでしたよ。

(お前は何しについてきたんだ!)

 

終盤、魔法の鏡が壊れて元の小学生に戻れなくなったわけですが、爆風で汚れた格好のまま自宅へ帰り、アッコちゃんを心配する家族に対して、OL姿のまま「アッコは無事ではないが、心配はいらない」と告げ、去って行くアッコちゃん。

余計心配になるわ!!

というか「誘拐犯じゃね?」って疑われるんじゃ…(笑)

 

綾瀬はるか写真集「MOMENTO」

綾瀬はるか写真集「MOMENTO」

 

 

卓上 綾瀬はるか カレンダー 2015年

卓上 綾瀬はるか カレンダー 2015年