ヒジって10回言ってみて

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素敵な選TAXI 第1話 感想

 ヤスケンこと安田顕演じる村上秀樹が、彼女と喧嘩別れをしてしまった過去を変えようとして、過去に戻れる選TAXI(選タクシー)に乗り込むという1話完結形式のお話でした。

ヤスケンと呼ばれて―Team NACS安田顕の5年9か月

ヤスケンと呼ばれて―Team NACS安田顕の5年9か月

 

 この選タクシーを運転するのが、竹野内豊が演じる枝分。

この選タクシー、時間を戻すために数字を入力するんだけど、その時間表示がなんとバック・トゥ・ザ・フューチャーのタイムサーキットそっくり

ちょっと懐かしかったです。

 シナリオ的には、自然に伏線を張って回収してたのが好印象でした。

 

選タクシーが他のタイムマシンと大きく違う点は、過去に戻る時に大きな衝撃が起きるわけでもなく、時空が歪むエフェクトが発生するわけでもない所です。

もちろんタイヤの跡に炎が走ったりなんてのもしないです。

普通に運転してるうちに過去に戻ってる使用です。

この特徴は結構好きなんだけど、他のタイムマシンと差別化をもっとしてほしいところ。

 

クライマックスでは村上の恋人が亡くなってしまいます。

村上は慌てて「三千円で戻れるだけ戻ってくれ!」と選タクシーに乗り込むのですが、金額に応じて戻れる時間が決まるシステムなので、恋人が亡くなる直前までしか戻れません。

そこで村上はピンチを迎える事になるんですが…。

お金降ろしてきて、もっと前まで戻ったらダメなんですかね?(笑)

荒かった部分も目立ってましたね。

 

ヤスケンさんの演技力にかなり助けられた回だったと思いました。

素晴らしい演技でした。

 

北海道室蘭市本町一丁目四十六番地 (幻冬舎文庫)